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Windows Media Player で音楽を聴きたい!


はじめに

 sigmarion2にはWindows Media Player for Handheld PCというMP3プレーヤーが ついている。しかし,再生する曲のファイルは当然自分で用意しなければならない。最近はインターネット でMP3ファイルをダウンロードして聴くということもできるが,ほとんどの人は, 好きなCDの曲ををMP3ファイルに落として聴くという方法をとっているのではないだろうか。 今回はその方法について考えていきたい。

1.母艦PCでのmp3ファイル作成

 Windows Media Player for H/PCは.mp3と.wmaという拡張子のmp3ファイルに対応しているが,再生のみで,録音機能はない。 よって,mp3ファイルは母艦PCで作成することになる。従って,Windows Media Player for H/PCを 快適に使用できるかどうかは 母艦PCのソフトの使いこなしで決まると言える。
 市販ソフトがたくさんあるが,Windows Me搭載のパソコンにはWindows Media Player 7 が入っている。これには,拡張子が「.wma」のmp3ファイルを作成する機能があり,これを利用している人は多いのでは ないだろうか。私もそうである。このソフトの使い,考えていきたい。

2.基本的な2つの方法

 (1)CDからPCにコピーしてできたmp3ファイル(.wma)をCFカードにコピーして使用する。
   長所: コピーして張り付けという作業だけなので,作業が簡単で速い。
   短所: ライセンス付きファイルは再生することができない。最小サイズは62kbpsで 32kbpsファイルは作れない。
 (2)CDからPCにコピーしてできたmp3ファイル(.wma)をWindows Media Player 7の 「ポータブルデバイス」を使用し,
   ActiveSync経由でsigmarion2の本体,カスタムメモリ,カードに転送。
   長所: ライセンス付きファイルも再生できる。最小サイズ(32kbps)ファイルを作れる。
   短所: シリアルケーブル接続の場合,転送時間は永遠に感じる。LAN接続であれば転送は速いが,
       LANの場合,当然CFメモリーカードは使えないのでいったん本体かカスタムメモリに保存することになる。

3.mp3ファイル作成の実際

(1)CDからPCにコピーしてできたmp3ファイル(.wma)をCFカードにコピーして使用する

 

@ CDからPCにコピー

 母艦PCにCDを挿入し,Windows Media Player 7を起動する。
 まずは設定である。メニューバーの「ツール」−「オプション」を開く。 「CDオーディオ」タブを開き,「コピーの設定」を見る。音質は64kbps〜160kbpsまで4段階で指定 できるが,私は常に最小サイズである64kbpsに指定している。「デジタル再生」にチェックマーク が入っていることを確認。そして「個人用の著作権管理を有効にする」のチェックマークをはずす(重要)。 保管場所はデフォルトではMy Documents\My Musicフォルダだが,変更してもよい。「OK」を押す。
 プレイヤー左側の「CDオーディオ」ボタンをクリックする。するとCDのトラックが表示される。 そして上の方にある「名前の取得」をクリックすると,インターネットでCDのアルバム名や曲名を検索 できる。それができなかった場合は,それぞれのトラックの「名前」「アーティスト」「ジャンル」を右クリック し,「編集」をクリックすると,それぞれを個別に入力できる。次にコピーしないトラックは左側のチェックマーク をはずす,上の方にある赤ボタン「音楽のコピー」をクリックすると,オプションでで設定したフォルダに コピーが始まる。

A CFカードにコピー

 CFカードを母艦PCに取り付け,@で作成したファイルをコピー&ペーストすると出来上がり。 そのCFカードをsigmarionUに挿入すると聞ける。

参考 「個人用の著作権管理を有効にする」にチェックマークを入れているとどうなるか

   たしか,Windows Media Player 7 のデフォルトの設定では,ここにチェックマークが入っていたが, 「個人用の著作権管理を有効にする」ということはCDからコピーしたファイルをライセンス付きファイル にするということである。つまり,これを録音したプレーヤー,つまりここではWindows Media Player 7では再生できるが,他のプレーヤーでは 再生できないという情報が入れられる。よってこのようにしてできたファイルは単にコピー&ペーストしても Windows Media Player for H/PC では再生できない。


(2)CDからPCにコピーしてできたmp3ファイル(.wma)をWindows Media Player 7の 「ポータブルデバイス」を使用し,ActiveSync経由でsigmarion2の本体,カスタムメモリ,カードに転送。

@ CDからPCにコピー

 上記の(1)−@の方法と同じ,ただしオプションの設定に置いて「個人用の著作権管理を有効にする」 にはチェックマークを入れてもよい。

A 「ポータブルデバイス」を使用し,ActiveSync経由でsigmarion2に転送

 最初に,ActiveSyncで母艦PCとsigmarion2を接続しておく。時間がかかる作業なので, このときsigmarion2はACアダプタを接続しておいた方がよい。またCFカードにコピーしたいときには, sigmarion2にCFカードを挿入しておく。
 次は設定である。Windows Media Player 7 のメニューバーの「ツール」−「オプション」をクリックし, 「ポータブルデバイス」タブをクリック。そこで「Windows Media Player で自動判別させる」を選択するか (この場合もとのファイルと全く同じサイズ), もしくは「音質レベルを選択する」にチェックを入れて自分で選択する。この場合ファイルをさらに小さく することができ,このとき最小サイズ(32kbps) を選択できることが特徴。4分で約1Mという小さいファイルを作成でき,たくさんの曲を 持ち歩きたい時にはこれが適しているが,64kbpsファイルに比べると音質の差ははっきりと出てくる。 高音がかなり聞き難くなる。私は32kbpsは選択しない。とにかくいずれかを選択して[OK」を押す。
 次に左側の「メディアライブラリ」ボタンをクリックすると録音した音楽がアルバム名べつに 表示されるので,sigmarion2で使用したいアルバム名をクリックし選択しておく。
 次に,「ポータブルデバイス」ボタンをクリックすると「メディアライブラリ」で選択したアルバムの曲の リストが表示される。必要な曲にチェックマークが入っているのを確認する。実際はすべての曲に チェックマークが入っているので,いらない曲ははずす。
 次に右側のウィンドウでコピー先を指定する。また下の方には,保存先の容量と必要な容量が 表示されるので,必ずこれも確認する。左上の赤ボタン「音楽のコピー」をクリックするとコピーが 始まる。

参考 「個人用の著作権管理を有効にする」になぜチェックマークを入れてもいいのか

 「ポータブルデバイス」を使用してActiveSync経由でコピーする場合,ライセンス情報も同時に転送 される。そしてWindows Media Player for H/PCにもライセンスが与えられ,再生できる。


(1)でやるか(2)でやるか

 当然(1)が簡単で速い。しかし,できたファイルはコピーが際限なくできる。使い方によっては著作権 に関わることになる。あくまでも個人で楽しむ範囲でなければならない。  しかし,「個人用の著作権管理を有効にする」にチェックマークを入れなくとも,CDの曲自体に ライセンス情報が入っていることがあり,この場合,(1)の方法で聞くのは不可能。(2)の方法を とるしかない。

「ツール」−「オプション」−「CDオーディオ」で音質は最小サイズでいいのか

 「最高音質」と「最小サイズ」で録音したファイルを母艦PCに手持ちのヘッドホンを接続して聞いてみたが, 音質の差はほとんどなかった。高級オーディオにつなげば話は別かもしれない。しかし,mp3のファイルは かなり圧縮がかかっているといえども,大きいファイルだ。できるだけ,容量のの節約を優先するほうが いいだろう。またsigmarion2の音質は悪い。いくら音質のよいファイルを作っても,無駄と言える。64kbps で十分。
 しかし「ツール」−「オプション」−「ポータブルデバイス」では32kbpsが選択できるが,上で書いた ように音質の差ははっきりわかる。

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